第57回
2023.01.31更新
1月も今日で最終日。 はやいもので明日から2月です。今月も「みんなのミシマガジン」に訪れてくださり、ありがとうございました。「今月と来月」のコーナーでは、毎月の最後にミシマ社メンバーが今月を振り返り、そして来月に思いを馳せながらこれから起こるおもしろいことをお伝えしていきます。
代表 三島邦弘の今月と来月
新年のひと月が終わろうとしています。早い。と口をついて出そうになったものの、本当にそうかな、とも思い直しました。仕事始めの1月4日から月末最終日の今日に至るまでを冷静にふりかえってみると、実に濃厚な毎日でした。一年分ほどの濃さがあったようにも思えてきます。その濃さの中身を凝視すれば、人との出会い、そして、助け合いならぬ「一方的支えられ」が多かった。今月に出た2冊『小さき者たちの』『幸せに長生きするための今週のメニュー』に象徴されるように、著者、デザイナーさん、書店員さんはじめ、関わってくださる1人ひとりの力が結集して、この素晴らしい本たちが生まれました。今は、静かに感謝するのみです。
来月も「おもしろい」を気持ちを込めてお届けしてまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。(三島邦弘)
今月のこと〈星野、 森、須賀、山田、角、西尾〉
約3年ぶりに本屋Titleさんでリアルイベント(『小さき者たちの』発刊記念!)ができました。心なしか、リハをするミシマとスガも楽しそうです。(星野友里)
1月末、日帰り愛知出張に行ってきました。久しぶりに愛知の書店員さんの空気感に触れて楽しかったです。名古屋めし的にも、朝コメダ・昼コメダ・夜きしめん(新幹線ホーム)と大充実でした。(岡田森)
今月はいいことがいっぱいありました。MSLive!「仕上がるまで終わらない!寄藤文平と営業・スガの時間無制限デザイン講座」の開催決定! そして有隣堂さんと益田ミリさん書籍のコラボフェア「有隣堂×ミシマ社 『東京あたふた族』発刊記念 益田ミリフェア」のスタート! 最後に個人的なはなしですが、年末の本コーナーでは決まらず焦っていた引っ越しが、無事に完了しました。おそらく年末年始に祖父母の家に行き、安達太良山を観たおかげです。
「本」のお店スタントンさんで開催した「益田ミリ『東京あたふた族』エッセイのことば展 in 大阪」が大盛況のうちに終わりました。ミリさんのことばにどっぷりと浸れる、素敵な空間でした。次は2/1(水)から福岡・ブックスキューブリック 箱崎店さんで開催します!(山田真生)
京都に大雪が降った朝、40分歩いてオフィスに辿り着いたら、まだ誰も来ていない・・・。と思いきや、向かいの駐車場でひとり、タブチさんが雪だるまを作りはじめていました。(角智春)
1月中旬、営業・モリと千葉にある「ときわ書房 志津ステーションビル店」の日野店長にお会いしました。ちょうどその日が、日野店長が志津店に勤めて丸10年記念日でした。写真は営業・モリが日野店長に花束を渡すシーン。新人の私にとって、10年は途方もなく長い道のりですが、それを間近で祝えたのは大変な喜びでした。改めて、おめでとうございます!(西尾晃一)
来月のこと〈長谷川、 池畑、田渕、 岡田、野崎、 佐藤、大堀 〉
来月の17日(金)にミシマ社ロゴの生みの親である、デザイナー・寄藤文平さんの装丁デザイン講座をMS Live!にて開催します。題して「仕上がるまで終わらない!
東京→大阪と巡回してきた「益田ミリ『東京あたふた族』エッセイのことば展」、2月は福岡のブックスキューブリック箱崎店さんへ巡回します! 今回の見どころの一つはコラボパンです。『東京あたふた族』の内容をモチーフに、展示期間限定のパンを作っていただきました。自前で「BKベーカリー」というパン屋さんを併設するブックスキューブリックならではの試みです。展示は2/1(水)~2/26(日)までの開催(月曜定休)。会期中にミシマ社より刊行のミリさん本購入の方には、缶バッジの特典もあります。ぜひぜひお立ち寄りください。(池畑索季)
来月は、MSLive! が盛りだくさんな感じです。13日からの週は、1週間のうちに5回配信があったりして、2020年の立ち上げ期(月20本やったことも)を思い出しました。個人的には「仕上がるまで終わらない!寄藤文平と営業・スガの時間無制限デザイン講座」がイチ推しです。配信前から「伝説の配信」となる熱気がムンムンしており、楽しみでなりません。(田渕洋二郎)
来月、西靖さんの『おそるおそる育休』が発刊となります! 西家に第3子が生まれることをきっかけに、育休をとることを決めた西靖さん。決めたはいいけれど、思っていた以上に毎日波乱万丈。西さんの目線で語られるお子さんとの日々を見ていると、忙しさを言い訳についつい見逃していた子どもの様子があるんじゃないか、と思いました。育児は大変なこともあるけれど、明日もがんばろうと元気をもらえる一冊です。これから育休を取る方にも、取ったことがある方もぜひ!!(岡田千聖)
マヒトゥ・ザ・ピーポー(文)、荒井良二(絵)の絵本『みんなたいぽ』を2月に刊行します。だれかが持っていたら、家の机に置いてあったら、カバンに入っていたら、子どもが読んでいたら、大人がレジで買っていたら、思わず瞬時に「いい!!!!」と全力で言いたくなる絵本です。絵本は子どもだけのものじゃない。みんながこの一冊を思い思いに読んでほしい。そう心から願っています。(野崎敬乃)
わたしからも『おそるおそる育休』について話させてください! この本はわたしにとってはやっと社会人一年目を通して、それまで「親」というふうにしか見えていなかった両親の、人間ひとりが生きてたんだなあーと考える機会になりました。特に父親とは幼少期ギリギリ一緒に住んでたよな? くらい会ってた記憶がありません。お父さんが家で考えてること、さらには子どもたちを見る目線、「育休」をとったことで見えてくるがらりと違った日常は、育休というトンネルを通していろんな人に届いてほしいです。少子化とかいうけど、子ども産みづらい育てづらい世の中とかいうけど、一旦置いておいて、おきたいくらい、おもしろいのです!!(大堀星莉)
運営メンバー紹介(カッコ内は似顔絵を描いた人)
三島邦弘 ミシマ社代表。編集者。今日も明日も明後日も、熱をもった本をつくるため動き回る。合気道歴12年。(絵:ヤマダ)
星野友里 自由が丘オフィスリーダー。編集チーム。若手メンバーを教え諭す自由が丘の姉御。涼しげな表情の裏側は満身創痍? ラジオ体操を欠かさないでください(絵:モリ)。
長谷川実央 京都オフィスリーダー。仕掛け屋チーム。ミシマ社通信やポップ、パネル作り、展覧会の設営もこなす。いつも明るくほがらかな仕事人。(絵:アライ)
新居未希 デジタル事業現場監督(京都オフィス)。通称「ミッキー」。ミシマ社の新卒第一号。ドーナツ好き。2018年に出産し、子育てに奮闘しながらいろいろ手探りで仕事中。(絵:ノザキ)
池畑索季 営業チーム現場監督(自由が丘オフィス)。関東・東北・九州エリア担当。元山岳部その1。苔と土を愛するネイチャーボーイ。(絵:ホシノ)
田渕洋二郎 営業チーム現場監督(京都オフィス)。関西・北海道・沖縄・岡山エリア担当。社内で一番(いい意味で)軽い男。歌が好きで、急に歌い出す悪癖がある。足が速い。(絵:スミ)
岡田千聖 自由が丘オフィスで事務まわりを担当。ミシマ社の元祖オカダ(のちに入社した夫・岡田森は通称モリ)。元バレーボール部員で、そのためか熱血な一面があるといううわさも。(絵:イケハタ)
野崎敬乃 編集チーム(京都オフィス)。元山岳部その2。2018年入社で、その働きぶりは以降の新人のハードルを上げた。笑い上戸で、ピースが苦手。(絵:ミシマ)
岡田森 営業チーム・デジタル事業現場監督(自由が丘オフィス)。関東・静岡・東海・甲信越エリア担当。ミシマ社にIT革命を起こすべく奮闘中。特技はセールストークで、気に入った商品はメンバーにもご紹介。合気道愛好家。(絵:サトウ)
須賀紘也 営業チーム(自由が丘オフィス)。関東・中国・四国エリア担当。2019年入社の新卒。「西郷どん」という通称とは反対に、社内でアタフタしている。めちゃくちゃ硬い髪質に深い悩みを抱える。地味にお調子者。(絵:オカダ)
佐藤美月 営業事務。自由が丘オフィスで出荷まわりを担当。好きなものはお笑いとパン全般。湘南生まれのピアニスト。(絵:スガ)
山田真生 営業チーム(京都オフィス)。2020年入社の新卒。関西・愛知・山陰・北陸エリア担当。大学では西洋美術史を専攻。高校時代は卓球部。わりとずけずけ物を言うタイプか?(絵:タブチ)
角智春 編集チーム(京都オフィス)。『すみちゃんのメヒコ日記』著者。元山岳部その3。実家のビーグル犬と歌(歌謡曲など)を愛する。好きなドライフルーツはいちじく。(絵:ハセガワ)
西尾晃一 今年4月より入社の新卒メンバー。同時に発足した新チーム「新人チーム」に所属(自由が丘オフィス)。元サッカー部で、往年のセンターバック魂を発揮して日々いろいろと体当たり中。目標はコーヒーを好む大人になること。(絵:オオボリ)
大堀星莉 今年4月より入社の新卒メンバーで、「新人チーム」所属。「人間以外の動物が苦手」という衝撃の発言があったが、カメがいる京都オフィス配属になり成長に期待。大学までダンス部で活動していたヒップホップダンサー。タコライスが好き。(絵:ニシオ)
*紹介文はスガが書きました。