第76回
2024.08.31更新
今日は8月の最終日。暑さはすこし和らいだ気がしますが、次々と台風が来るようになり、落ち着かない日々が続きますね。みなさま、どうかお身体を大切にお過ごしください。
まだまだ猛暑が厳しかった8月10日、京都オフィスメンバーは、大垣書店二条駅店で「ミシマ社夏の本まつり」と題した手売りイベントを開催。その後オフィスでおこなった納涼会では、流しそうめんをやり、スイカを食べ、花火を楽しみ、大笑いしました。びっくりするくらい、ベタな、夏らしい一日。季節を思いっきり味わうと、どこか生活や仕事にもけじめが生まれ、すっきり気持ちよい感覚が残ったことは大きな発見でした。
さて、今月も「みんなのミシマガジン」を訪れていただき、ありがとうございました。
本コーナーでは、毎月の最後にミシマ社メンバーが今月を振り返り、そして来月に起こるおもしろいことをお伝えします。
代表 三島邦弘の「今月と来月」
お盆過ぎから酷暑も少しはやわらぎましたが、それでもまだまだ暑い日々が続きます。みなさん、どうかご無理なくお過ごしください。また、真夏に少し無理してがんばっておられた方々は、抑えていた疲労が涼しくなりだし、かえって表面化することもあると思います。そういうときこそ、「寝る・食う・動く」の基本を整えることから始めるのが、回復への一番の近道です。『謎の症状』をはじめ若林理砂先生の著作が、本当に効きますので、ご一読いただければ嬉しいです!
9月は、発刊を4か月遅らせた「ちゃぶ台」13号の制作最終盤。特集は、「三十年後」。ものすごく、ものすごく面白い号になっています。中でも、土と森を愛してやまないお二人、農家の宮田正樹さんと「森の案内人」三浦豊さんの対談は、ぜひ読んでいただきたいです。お二人の話を聞いていると、天災や自然の脅威に無闇に怯えることから解放されます。私自身、真に謙虚に生きていくとはどういうことかを、取材を通して、原稿のまとめを通して、感動をもって学びました。これからの30年を生きていく、指針となる知恵や考えが、たっぷり詰まった一誌になりそうです。10月中旬の発売、お楽しみしていてください。(三島邦弘)
【今月の一枚!】
夏の夜、京都オフィスにあらわれた花火の魔術師です。(長谷川実央)
大垣二条駅店で、手売り祭をしました〜!夏!(野崎敬乃)
夏休みに愛媛にいってきました。四国カルストには牛と風車の光景が広がっており、スイスの夏を体験した気分でした。(佐藤美月)
京都では毎年五山の送り火があります。16年前、夫の病室から初めて見た日をいつも想います。苦手だった京都に暮らし、ミシマ社にいるなんて・・・人生、不思議で面白いです。(加藤千里)
オフィスで流しそうめんをして、信じられないくらい楽しかった今月。「そうめんスライダー」は仕掛け屋が厳密に設計してくれました。(角智春)
【来月のおもしろいこと】
ミシマガの連載「高橋さん家の次女 第2幕」が書籍となり、来月12日に、リアル書店にて先行発売となります(オンライン書店は17日)。毎月、日記のような連載原稿が届くたび、「この季節にはこんな作業があるんだな」「ああまたイノシシが・・・!」などと、読者として一喜一憂してきましたが、一冊の本になってみると、高橋さんが一貫して大切にされている「継ぐ」ということの意味が浮かび上がり、タイトルも『わたしの農継ぎ』となりました。ぜひお手に取ってみてくださいませ。(星野友里)
下北沢・BONUS TRACKで開催されるブックイベント、「はたらくの現在地」にミシマ社も出店します! イベントのホームページにて、出店社がそれぞれおすすめしている「私の『はたらく』を問い直してくれる本」を見ていると、「はたらくっていってもいろいろあるもんだなあ」と思います。1時間おきに行われるトークイベントも面白そう! ミシマ社は自由が丘オフィスのヤマダとスガの営業コンビで臨む予定です。(須賀紘也)
9月23日(月・祝)まで、イオンモール高崎2Fにある未来屋書店 ⾼崎店 Open MUJIにて、益田ミリさんの「今日の人生3 原画展」が開催中です! 『今日の人生3』の漫画原画、描き下ろし立体作品から、群馬県にちなんだイラストまで、見どころたっぷりの原画展です。まだまだ暑い日が続きますので、涼しい店内でじっくりとミリさんの作品をお楽しみください。(山田真生)
運営メンバー紹介
三島邦弘 ミシマ社代表。編集者。マグマを擬人化するとこんな感じ(?)。作る本は「なにもしない」「待つ」等の大切さを伝える内容が多いが、本人はじっとしてるのが超苦手。(絵・文:ハセガワ)
星野友里 編集から営業まで、ミシマ社のすみずみに手をかけて、チームを支えてくれるリーダー。そのエネルギー消費量は計り知れず、休日はフラダンスや旅先で英気を養う。よく行く温泉地は湯河原。(絵・文:サトウ)
長谷川実央 京都オフィスリーダー。仕掛け屋チーム。ポップもパネルも展覧会も小道具も大道具も作る、X刀流の名プレーヤー。気の遠くなるようなほどのバランス感覚の持ち主。(絵・文:ノザキ)
加藤千里 2023年9月に入社した、ミシマ社初の営業マネジャー。最高のパッション、エレガンス、お茶目さを兼ね備える。仕事と同様、趣味・生活にも120%のエネルギーを注ぎ、花を150種類以上育てたり、年間100以上のライブに参加したりしてきた。こんな大人になりたいと思うような、素敵な方。(絵・文:スミ)
野崎敬乃 2018年入社、新卒6年目。編集の枠を超えて、営業面でも活躍中。「がんばりオーバーロード」と某デザイナーさんにネーミングされるほどのがんばり屋さんであり、「がんばるわたしが嫌いじゃない」フェアの発案者。パンクロッカー並みの瞬発力をもつ一方で、ナメクジや昆虫は大の苦手。まあ、おもろい人です。(絵・文:ミシマ)
岡田森 2023年2月に京都オフィスに異動になり、仕事に子育てに奮闘する、営業現場監督兼2児の父。内田樹先生、土井善晴先生、仮面ライダー、Excel、料理と、何かにハマると徹底的に追求する研究者タイプ。テンションが上がると息子さんが乗り移ったかのようなしゃべり方になる(ちなみに見た目もそっくり)。(絵・文:ヤマダ)
須賀紘也 自由が丘オフィス所属。東北、関東、中国エリアの営業を担当。野球、プロレス、歌謡曲、銭湯、都々逸など趣味は多岐に渡り、老若男女と話題を共有できる引き出しの持ち主。最近、分厚い『副詞用法辞典』を買った。満月の写真を撮るのが好き。(絵・文:ニシオ)
佐藤美月 経理チーム。自由が丘の実質的リーダー。ミシマ社の音楽全般も担当。ピアノを弾くようにキーボードをたたき、納品伝票をつくる。仕事中、まわりに聴こえないくらいの音量で鼻歌を歌っている。(絵・文:ホシノ)
山田真生 営業チーム。朝ごはんは菓子パンかヨーグルト、昼食は必ず外出して食べる、夕飯を食べているイメージがなぜかない、営業に行くと書店員さんからいろいろ教わって帰ってくる、背の高い男です。(絵・文:モリ)
角智春 編集チーム(京都オフィス)。穏やかで落ち着いた美しいアルトの声。眼差しにはつよい意志の光。南米留学経験あり。隣で突然吉本ばりのボケが起きても、時間差で吹き出す品の良さ。花にたとえるなら、しなやかで多彩なグラデーションが美しいコスモス。聡明で端正な仕事ぶりに、日々学ぶことばかりです。(絵:ハセガワ 文:カトウ)