電子書籍第24弾、手売りブックス3点が電子化!
2022.06.13更新
こんにちは。ミシマ社電子書籍制作チームです。
6月は手売りブックス3点が電子書籍化します。
コミックエッセイや写真がたくさんの本など盛りだくさん!
佐藤ジュンコのおなか福福日記
お腹いっぱい、胸いっぱい。
地元で、旅先で、親しい仲間や一期一会の人たちと、しみじみ味わう季節の味。
ちょっとばかりおっちょこちょいなジュンコさんの、春夏秋冬、ほがらかな日常。
ジュンコさんが食べ歩く姿がゆるりと描かれたコミックエッセイ。タイトルの「福福」の名前の通り、読んだ後にはなんだか心が満たされる一冊です。(おなかが空くかもしれませんので、ぜひ美味しいものを食べながらお読みください)
▲担当編集のホシノが登場しているコマも。
究極の文字を求めて
中学生の頃、自分オリジナルの文字を作ることに熱中し、青春のページをムダに破り捨てた著者は考えた。「あれから20年、いろいろな文字を知ったうえで今、究極の文字を作ろうとしたら、もっとすばらしい文字ができるのではないか?」
そんなバカな試みに全力投球したウェブ連載は、多くのファンを獲得。そしてついに――前著『声に出して読みづらいロシア人』にて、津村記久子氏、恩田陸氏など、そうそうたる作家陣に絶賛された松樟太郎、満を持しての新作!!
コーヒーと一冊『声に出して読みづらいロシア人』に続き、松樟太郎先生のクセのある一冊が電子書籍化です。世界にあふれる文字をこんなふうに面白く書けるのは、おそらく松先生だけではないでしょうか。
なかなか気軽に海外へ旅行できなくなってしまった今、文字で世界を旅行できる「世界文字紀行」を体験できます。
▲本書に登場するいろんな古代の文字や画像、もちろんフォントがないので、
電子版の雑誌のように各ページを一枚の画像として制作しています。
*みんなのミシマガジンでは松樟太郎先生の新連載「語尾砂漠」が始まりました!
こちらも合わせてお楽しみください。
おむすびのにぎりかた
「おむすびは単純に練習を重ねるだけでは上手くならない」ほかほかご飯に好きな具材を合わせるだけ。
シンプルで安くて、だれでも作れる。
なのに、なんでこんなにおいしいんだろう?酒蔵の杜氏、僧侶、染色家、醬油屋......日本各地で暮らすさまざまな人たちのにぎる「おむすび」のおいしさの謎を、料理研究家が訪ね歩く。
創作野菜料理家の宮本しばにさんが、写真家の野口さとこさんと全国を巡り、様々な職業に携わる人の「おむすび」を取材していく一冊。
「おむすび」からそれぞれの生き方や考え方が見えてきます。
たかがおむすび、されどおむすび。
読むときっとおむすびを作りたくなります。レシピ集としてもぜひ。
▲巻頭の見開き写真は、電子版でも見やすく入っています! 美味しそう。
*過去には恵文社一乗寺店@京都でおむすびのワークショップも行いました。
おむすびワークショップ&写真展開催レポート
*自由が丘オフィスメンバーで「おむすび会」をやったことも!
おむすびのにぎりかた 自由が丘編
おわりに
電子化にあたり、改めてこの3冊を読み直しました。なんだこれ、とてもおもしろい・・・。
電子書籍は「手から手へ」本を渡す形とは異なりますが、どの本もふとした時に読み返して、お手元に置いていただきたい本ばかりです。
紙の書籍同様、読みやすいように制作しております!
来月のリリースもお楽しみに。
これからも、電子書籍、ライブ配信、アーカイブ動画、そしてもちろん紙の本。
さまざまな形で「おもしろい!」をお届けします。
お好みの方法で楽しんでいただければ幸いです。