バンド特設サイト

第10回

バンドTシャツ抽選会(第2回)&パブリシティのお知らせ

2019.12.11更新

 みなさんこんにちは。 『バンド』特設サイトです。
 『バンド』発刊から1カ月半。これまでこちらのページでは、『バンド』の制作に関わった方々のコメント(編集担当である代表三島のインタビュー聞き手を務めた木村俊介さんの言葉、そして装幀を担当された寄藤文平さんの言葉)や、前回の記事では、「読者の方々からの感想」をお伝えしてきました。そして第10回目となる今回は、先週開催した第2回目となる「バンド抽選会」の様子、そして最近続いているパブリシティについてお伝えいたします!

 

バンド書影_帯なし.jpg

『バンド』クリープハイプ 聞き手:木村俊介 (ミシマ社)


 まずは、12月5(木)に行われたバンド抽選会。京都オフィスで開催した際の様子はこちらでお伝えしていますが、今回は自由が丘オフィスからの中継です。前回同様、#バンド読んだ でつぶやいてくださった感想を紙に打ち出しておみくじのようにくるくる巻くのですが、今回、自由が丘からの中継にあたってあるものがありませんでした。それは中継の際にスマホを固定する「スマホスタンド」です。さあどうしよう。でも、ないならないで、お得意のブリコラージュ(ありあわせの道具材料を用い、なにかを造ること)でなんとかするのがミシマ社メンバーです。今回の秘策は、出版社らしく、本が倒れないように支える「ブックエンド」を活用してこのような仕上がりになりました。


 そして、はじまったインスタライブ。営業イケハタが、尾崎世界観さんを意識したカツラをかぶるものの、実は尾崎さん、この数日前に金髪にされたようで...。

 画面越しには、どこからツッコんでいいのかわからないコスプレの様子が(京都オフィスメンバーワタナベ・タブチ)。

 徐々に中継を見てくださる方も増え、無事10名の方々の抽選が終わりました。当選した方々、おめでとうございます!!

 そしてパブリシティの情報では、11月28日発売の「週刊新潮」(12月5日号)にて、書評家の北村浩子さんが、『バンド』の書評を書いてくださいました。


インタビューが時系列に並べられていることで、裏話、打ち明け話の集積に留まらない、連作短篇のようなスリリングな効果が生まれている。共通の経験も、語り手が変わることで違う側面を見せるからだ。

メンバーが木村俊介氏という稀有な聞き手を得て、気持ちを言語化できているということの喜びも伝わってくる。<絶対にわかり合えないからこその、安心感と信頼感がある>と尾崎は言う。そんな「不思議な絆」の正体をしることのできる一冊だ。

 など、『バンド』のノンフィクション読み物としての面白さを綴ってくださいました。ありがとうございます。

 また、12月6日発売の「ダ・ヴィンチ 2020年1月号」には4ページにわたって尾崎世界観さんと木村俊介さんのインタビューが掲載されています。


(本作りについて)僕は敷居を下げることばかり考えていたんです。逆に敷居を上げることによって、敷居を跨がせるんじゃなくてくぐらせる、というやり方もあるかもしれない。じゃあその方向で音楽の話も濃密に、とお願いしました。(尾崎)


1回目はすっと読めるんだけども、全部の章を読み切った後で小泉さんの第一章を読み返すと、言葉の裏にある隠された意味がより深く分かる。(...)「2周目」が面白い。ぜひ2回読んでほしいです。(木村)


「ああ、バンドってこうなんだ」と、人間関係の在り方を面白がってもらえたら何よりだと思っています。自分の好きなバンドに置き換えてもらってもいいんです。(尾崎)


 などなど、こちらも『バンド』を2倍、3倍楽しめるようになる金言がつまったインタビューになっています。こちらもまだお読みでない方は、お手にとってくださいませ。

 次回は11/25(月)に行われた、クリープハイプのみなさんによるトークイベントの動画を掲載予定です。お楽しみに!

ミシマガ編集部
(みしまがへんしゅうぶ)

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